ブックマーク / philoglasses.hatenablog.jp (2)

  • 【読書会】隅田聡一郎『国家に抗するマルクス:「政治の他律性」について』に関する覚書 - わたくしごと註解

    数年前からやっている〈マルクス入門読書会〉で隅田聡一郎『国家に抗するマルクス:「政治の他律性」について』(堀之内出版, 2023)を読み終えたので、その記録を残す。この読書会は、日中世史を研究している友人とふたりで行っている会で、マルクス主義史学の再検討のためにマルクス研究を学ぼうという趣旨で始めたものである。未だその目標にはほど遠いが、目下の研究に直接関わるものでもないので、地道に続けていきたい。 これまで読んできた書籍は以下である。 マルクス「資制生産に先行する諸形態」『マルクス・コレクション3』収録(筑摩書房) 佐々木隆治『カール・マルクス:「資主義」と戦った社会思想家』(ちくま新書) 佐々木隆治『新版 マルクスの物象化論:資主義批判としての素材の思想』(堀之内出版) 田畑稔『増補新版 マルクスとアソシエーション:マルクス再読の試み』(新泉社) アンダーソン『周縁のマルクス:

    【読書会】隅田聡一郎『国家に抗するマルクス:「政治の他律性」について』に関する覚書 - わたくしごと註解
  • ぬか床に漬かる - わたくしごと註解

    蒸し暑い夜にバーでのんびりしていたら、後から入ってきた知った顔の女性が「ウチで漬けたやつ」と言いながらタッパー容器に入ったぬか漬けをバーテンダーさんに手渡していた。カウンターだけのこじんまりとしたバーで、その場のほとんどが(端の若い男女以外は)顔見知りだったこともあり、皆で「ぬか床」の話をする流れになった。 ぬか床の管理はそれほど大変ではない。野菜から出た水分をとり、定期的に上部と下部を入れ替えるようにかき混ぜてあげればよい。だが、少し旅行で家を空けたりしているといつの間にかダメになってしまったりもして、けっこう繊細なところもある。ぬか床がうまく育ってくると、最高の酒のつまみを掘り起こすことができる。 というような話を聞いた。たしかにちょっと面白そうなので、自分でもやってみたいとは思いつつも始めるにはそれなりに勇気が要りそうでもある。そんなことを思いながら、バーを後にして家路についた。相変

    ぬか床に漬かる - わたくしごと註解
  • 1