VMwareは1つの技術を色々な用途に応用して使うことが得意です。たとえば、VMotionの技術はDRSにおける仮想マシン配置の自動化のために使われていますし、VMware Converterは単なるP2Vツールではなく、VCBによってエクスポートされた仮想マシン構成ファイルのインポートツールとしても使うことができるように作られています。その他、詳細には様々な技術をけっこう上手く使い回しています。 そんな、VMwareが最近、様々な新機能のベース技術として活用しているものが、CBT (Change Block Tracking)という機能です。 CBTはその名の通りで、仮想マシンが使用している仮想ディスクファイルに対しての更新ブロック情報を仮想化レイヤー側(仮想マシン上のゲストOSは関知しない形で)で抽出する機能です。 この技術はESX4.0以降においてVersion7の仮想マシンハードウ