藤子・A・不二雄、藤子・B・不二雄、藤子・C・不二雄、藤子・D・不二雄――とは誰か? 自分が何十年も前に書いた文章を読んでいると、「これは自分のなか?」と戸惑うことがある。そこで、自分の過去原稿をもとに会話するチャットBOTを作ることにした(前々回記事参照)。ChatGPTのプラグインで「PDFと対話する」なんてのがあるので同じようにできそうである。 30年前の自分と対話することのできる、私の場合は、《endoGPT》というプログラムである。 ハードディスクの中をさらってみると、月刊アスキーに連載した『近代プログラマの夕(ゆうべ)』(単行本1、2に収録分で1987~1995年)、『朝日新聞』の連載(単行本収録分で1996~2000年)、『先見日記』(2002~2005年)、それから2000年以降の原稿はもちろん残っている。古いものからみつくろうことにする。 これを言語処理の世界ではお馴染み
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