NTT西日本の元契約社員が所有するパソコンがウイルスに感染し、内部に保存されていた顧客情報1112件がファイル共有ソフト経由で流出していたことがわかった。 同社静岡支店の元契約社員が自宅で使用していたパソコンがウイルスに感染、インストールされていたファイル共有ソフトを通じてネットワーク上にデータが流出したもの。流出したデータには、静岡県内の顧客1112人分の個人情報が含まれる。 同社によれば、そのうち1021件は住宅地図から転記した氏名と住所などの個人情報。残り91件は、ブロードバンドサービス「Bフレッツ」や「フレッツ・光プレミアム」における2004年から2006年にかけての工事に関する情報だった。顧客の氏名、住所、電話番号などが保存されている。 同社では今回の問題を受け、対象となる顧客に、謝罪文を送付するなどの対応を行う方針。 (Security NEXT - 2013/09/30 )