オンライン店舗だけでなくリアルな実店舗も運営しているAmazon.comは、仮想的な試着サービスの技術開発に取り組んでいる。例えば、以前紹介した特許は、オンライン通販で実際の商品が手元にない状態でも、よりリアルな仮想試着を可能とする技術を提案していた。 今回は、Amazon.com傘下のAmazon Technologiesが考案した、実店舗向けの仮想試着技術を取り上げる。Amazon Technologiesがこの技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間1月2日に「BLENDED REALITY SYSTEMS AND METHODS」(特許番号「US 9,858,719 B2」)として登録された。出願日は2015年3月30日、公開日は2016年10月6日(公開特許番号「US 2016/0292917 A1」)。 この特許は、衣類などの販売店で使う姿見のような鏡におい