6/22 にノースフェイス原宿店で行なわれた佐藤裕介さんのスライドショー『黒部 厳冬の十六日間』を聞いてきました。テーマは黒部横断。ここ 5年間で 4回おこなっているという正月の黒部横断、特に今年の横断をメインに行なわれました。以下スライドショー抄録。 2008年の正月に初めて長野側から富山側へ抜ける黒部横断をした。池ノ谷で雪崩にあって 1.2km 流され、2人が埋まるも、何とか生き残って脱出する。その後、三ノ窓で 5日間停滞する羽目になるも、剱の山頂を踏んで無事下山した。 黒部横断の体験は、自分の中では非常に大きく、ピオレドールを受賞したカランカ北壁とも比較できない。冬の黒部では、山から常にプレッシャーを受けながらも、何とか生き残って帰ることがやりがい。 20日分の食料や燃料で荷物の重さは 30kg/1人。冬の黒部の天気は世界的に見てもかなり悪い。そのため、多少悪くても前進する。今年は伊