水無月(みなづき)は、6月の別名ですが、 なぜ「水」が「無」、「月」と書くのか? 梅雨の時期に入り、水が無い月でもないのに… そのような疑問の「水無月」とは?意味と由来についてお伝えします。 ■旧暦とは? まず、水無月(みなづき)は、旧暦の6月の別名です。 「旧暦とは何?」という人もいるでしょうから、簡単に旧暦について説明します。 現在、わたしたちが使っている暦は、 「太陽暦」といい、太陽の動きを元にして作られています。 太陽暦は、日本では、明治6年採用され、それ以後使われていますが、 それ以前は、「太陰太陽暦」が使われていました。 「太陰太陽暦」とは、 月の満ち欠けを元にして、太陽の動きも考慮して作られた暦です。 「太陰太陽暦」といっても、暦の計算法にはいろいろな種類があるのですが、 太陽暦に変わる直前に使われていた「天保暦」という暦のことを、 一般的には、「旧暦」と呼んでいます。 水無