インド・ニューデリー(New Delhi)の保健省庁舎のエアコンの室外機の上でくつろぐ猿たち(2008年11月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/RAVEENDRAN 【8月1日 AFP】インド当局は7月31日、首都ニューデリー(New Delhi)にある国会議事堂や政府庁舎周辺をうろつく猿への対策として、仮面をかぶって猿のまねをする男性40人を採用したと発表した。 デリー(Delhi)首都圏幹部によると、この「非常に才能ある一団」が猿の仮面をかぶって猿の叫び声をまね、木陰に隠れて猿を脅す作戦だという。 ヒンズー教徒が国民の大半を占めるインドで崇拝されている猿は、首都圏の路上を歩きまわり、食べ物を求めて庭やオフィスを荒らす際に人を襲うこともある。猿の増加は国会でも取り上げられ、議員が対策について政府に質問した。 M・ベンカイア・ナイドゥ(M Venkaiah Naidu)都市開発相による