9月13日、東京都の猪瀬直樹副都知事が「東京都天然ガス発電所」の建設プロジェクトを発表した。都の説明によると、この発電所の発電量は 100万kw。第3セクターやPFI(民間資本を活用した社会資本整備)方式で事業を立ち上げ、公費の投入なしで総建設費1000億円を調達。すでに発電所用地として東京湾の中央防波堤外側埋立地など5ヵ所をリストアップ済みである。 この「東京都天然ガス発電所」の意義について、作家の広瀬隆氏はこう語る。 「やや遅きに失した感はありますが、都の動きは大賛成です。何よりも、こうした発電所を増やせば、東京都が供給を受けて消費している新潟県の柏崎刈羽原発は不要になりますから」 かねてから、都会は自らの豊かさのために、原発のリスクを地方に押しつけていると批判されてきた。つまりこの発電所は、その状況を少しでも変えようという動きの第一歩なのだ。 そしてもっとも注目される点は、コンバイン
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