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ブックマーク / www2.ocn.ne.jp/~nukunuku (1)

  • 2001年2月中旬その1

    2001年2月中旬のダル星住人(その1) 2月11日(日) ――「塵理論」―― 恥をさらすことになりますが、グレッグ・イーガンの『順列都市』(ハヤカワ文庫SF)について書いた書評(これです)には見当違いのことが書かれている、と訳者の山岸真さんからご指摘を受けたことがありました。それは作中で語られる「塵理論」なるものの解釈についてなのですが、どこがどう見当違いなのか、じっくり読み直して確認しなくては、と思っているうちに時間ばかりが経ってしまったのでした。 しかし、有り難いことに最近『順列都市』を読んで大感激したという、森下の大学時代のSF研の友人・中川格氏より「塵理論」の解説を賜ったのです。ここにそれを引用させていただきます。同書を読んだ方も、未読の方も、イーガンの(そして中川氏の)ただならぬアイデアをご確認ください。 小説の中でポールは、コピー環境の計算が、時間的に飛び飛びでも、前後して

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