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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (41)

  • ギアチェンジ時に駆動力抜けのない変速システム、京大が開発

    自動車などのギアチェンジの際、ギアを変えるためにトルク伝達を一時的に切る「駆動力抜け」のない変速システムを開発したと京都大学が発表した。変速中でも駆動力を伝えることができ、電気自動車(EV)に搭載すれば電力消費の効率化で走行距離を延ばすことも可能という。 新技術では、ギアチェンジのために動力源と駆動輪の間のトルク伝達を一時的に切断する際、非円形の歯車によって駆動力を伝達する。非円形歯車は減速比を滑らかに変化させることができる形状になっており、切り替える2組の歯車対の中間的な状況を作り出し、変速中でも駆動力を伝えることができるという。EV用の2段変速システムに加え、エンジン車用の4段変速システムも開発した。 変速の際の速度が低下せずスムーズに走行でき、変速後に無駄な加速が不要となる。またCVT(無段変速機)と異なり歯車によって駆動力を伝達するため、効率も高い。変速後の回転低下による「変速ショ

    ギアチェンジ時に駆動力抜けのない変速システム、京大が開発
  • 「孤独のグルメ」サントラは「全曲著作権フリー」 作者・久住さん「どうぞお使いください」

    ドラマ版「孤独のグルメ」のサントラは「全曲著作権フリー」「どうぞお使いください」と、原作者でサントラも担当した久住さんがツイート。 人気漫画のドラマ版「孤独のグルメ」のサウンドトラックは「全曲著作権フリー」──同作品の原作者、久住昌之さんが「映像演劇宣伝等にどうぞお使いください」とツイートし、反響を呼んでいる。 サントラを担当したバンド「THE SCREENTONES」には久住さんがギターやウクレレ、ボーカルなどで参加している。楽曲はJASRACに登録しておらず、「コピーして演奏してYouTubeにでもなんでもあげてください。でもその際ボクに一メールくれたら嬉しい」としている。 サントラCDは5月20日に発売。劇中に数十秒しか使われなかった効果音や背景音楽などをフルバージョンでアレンジして収録し、ソロやボーカル音などが加わっているという。全43曲。

    「孤独のグルメ」サントラは「全曲著作権フリー」 作者・久住さん「どうぞお使いください」
  • 2ch「ステマ」戦争 人気板が住民大移動で一気に縮小、その背景の事情と心情

    「ステマ乙」「これは明らかにステマw」──年明け早々、巨大掲示板2ちゃんねる」(2ch)で「ステマ」と「アフィリエイトブログ」をめぐって大きな騒動が起きている。ネットを舞台にした“やらせ”宣伝への疑心暗鬼や、一大勢力に成長した「アフィリエイトブログ」への長年の不満も絡み、背景にある住民の事情と心情はそれなりに複雑。ネットコミュニティー運営のあり方やCGM的なコンテンツの2次利用問題など、論点も豊富だ。 1月12日夜、2chの「板」ごとの投稿数をまとめている「すずめ」を見ると、「VIP」板とトップを争う投稿数を誇った「ニュース速報」(ニュー速)板が8位に沈んでいる。投稿数がこれまでの3分の1程度に激減しているためだ。 ニュー速は2ch初期から存在する古参コミュニティーであり、2ch発のさまざまなネタの舞台ともなってきた。だが現在、コミュニティーとしては事実上機能しない状態にまで陥っている。

    2ch「ステマ」戦争 人気板が住民大移動で一気に縮小、その背景の事情と心情
    makura_a
    makura_a 2012/01/14
  • スペースシャトル最後の日、NASA管制室には日本の個人が作ったWebアプリが

    30年にわたったスペースシャトル計画に幕を閉じた7月21日。最後のスペースシャトル「アトランティス」の帰還を待つ米航空宇宙局(NASA)の管制室では、日の個人が趣味で作ったWebアプリが大型スクリーンに映し出されていた。その心境を作者がブログにつづっている。 Googleマップ上に国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡の軌道をリアルタイムに表示する「GoogleSatTrack」(GST)の作者、柏井勇魚さんは、帰還への軌道離脱噴射指令をアトランティスに出すNASA管制室の大型スクリーンに、見慣れた画面が映っているのに気付いた。 すぐに自ら開発したGSTだと思ったものの、信じられなかったという。「いや、だって、一介のアマチュアプログラマが作ったWebアプリが、ミッションの中でも一番クリティカルな大気圏再突入前のミッションコントロールセンターの画面に映っている。これで信じろという方がおか

    スペースシャトル最後の日、NASA管制室には日本の個人が作ったWebアプリが
  • “画質の差”が丸わかり!――液晶ディスプレイの表示チェックをしてみよう

    “画質の差”が丸わかり!――液晶ディスプレイの表示チェックをしてみよう:簡単に試せるテスト画像付き(1/4 ページ) 普段から何気なく使っている液晶ディスプレイの表示品質を、きちんと確かめてみたことはあるだろうか? テストパターンなどを使ってチェックしてみると、普段気付かなかった表示品質の問題点に気付くことも少なくない。今回は液晶ディスプレイの表示品質を評価するための基的なポイントと、誰でも手軽に試せる方法を紹介しよう。

    “画質の差”が丸わかり!――液晶ディスプレイの表示チェックをしてみよう
  • 透ける有機ELディスプレイ、TDKが量産

    TDKは5月31日、世界初の透けるカラー有機ELディスプレイを開発し、量産を開始したと発表した。ディスプレイの裏側からは表示内容が見えにくい構造になっており、デザイン性を重視した携帯電話のメインディスプレイといった用途を想定している。 表示エリアは対角2.4インチ(36.0×47.9ミリ)、240×320ピクセル(QVGA)。40%の透過率を持ち、透けて見えるシースルータイプながら、150カンデラ/平方メートルの輝度を実現したという。 同社の有機ELディスプレイはパッシブマトリクス方式を採用しており、画素1つ1つをTFTで駆動させるアクティブマトリクス方式と異なる。カラー表示はカラーフィルターを使用しており、RGB各色の輝度寿命が同一で色ずれがなく、温度特性にも優れるとしている。 TDKマイクロディバイスで3月から月産1万個規模で量産している。 関連記事 巻き取れるほど柔軟な有機ELディス

    透ける有機ELディスプレイ、TDKが量産
  • アニメ化は必ずしもうれしくない!?――作家とメディアミックスの微妙な関係

    松 僕が書いている『迷いオーバーラン!』という作品は、アニメが2010年の4~6月に放映されました。小説9巻、漫画2巻、ファンブック1巻で合わせて200万部強売れているのですが、正直知らない人の方が多いだろうと思います。もちろんヒットコンテンツの中に入れてもらえるとは思うのですが、同規模の作品が今、大量にあるという認識があるからです。 並行して『パパのいうことを聞きなさい!』という小説を現在4巻まで出していて、30万部強売れています。現状のライトノベルの市況からすると、非メディアミックス展開の作品としてはそこそこ上位の数字だと言えますが、恐らく誰もご存じない。しかし、ここにこの先の話をする意味があるので、それを前提に置いた上で進めさせていただきます。 まず、あかほりさんのお話が1990年代前半で止まってしまった感じなので、その後のアニメなどの状況から説明していきます。1980年代終わりか

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  • 「ラブひな」全巻無料公開へ 赤松健氏、ネット漫画の新ビジネスに挑戦

    「いや~、何だか業界がひっくり返りそうな気がしてきたぞ(笑)」――「ラブひな」などで知られる人気漫画家の赤松健さんが、絶版漫画を無料配信し、広告収益を作者に還元するビジネスに乗り出す。専用サイト「Jコミ」を11月26日にオープン。まずは実験として「ラブひな」全巻(1~14巻)を無料公開し、広告のクリック数などを検証する。 このほど、ブログで計画を発表。新会社「Jコミ」を設立、社長に就任した。 Jコミは“絶版マンガの図書館”。スキャンされた漫画を一般ユーザーから収集し、作者の許諾を得て広告を挿入した上で、DRMフリーのPDFファイルとして無料公開、広告収益を作者に還元する。絶版漫画に限定しているため「既存の出版社とは競合しない」している。 漫画をスキャンしたJPEGファイルをZIPでまとめてアップロードすると、自動で広告をはさんでPDF化するシステムを用意。ネットに流通している漫画ZIP

    「ラブひな」全巻無料公開へ 赤松健氏、ネット漫画の新ビジネスに挑戦
  • 川口教授「本当に信じられない」 はやぶさの“おつかい”成功に「感激」

    感慨を語る川口教授。「ちょうど1年前にイオンエンジンが停止し、再開したことをここ(JAXA会見室)で発表した。この1年大きな変化があり大きな成果に恵まれ、当によかったと思う」とも 「信じられない気持ちだ」――宇宙航空研究開発機構(JAXA)で「はやぶさ」プロジェクトを率いた川口淳一郎教授は、はやぶさが持ち帰ったカプセルに入っていた微粒子約1500個が、イトカワの物質だと判明したことを受け、会見で感慨を語った。 地球外の天体からのサンプルリターンとしては、米航空宇宙局(NASA)の探査機「スターダスト」が、エアロゲルを使ったすい星からのサンプル回収に成功しているが、「小惑星からのサンプルリターンは世界初。エアロゲルなどを使わない、コンタミ(汚染)のない状態の回収もはやぶさが初めて」と川口教授は話す。 はやぶさプロジェクトがスタートしてから15年。「夢のようなゴールを目指してきたが、夢のもう

    川口教授「本当に信じられない」 はやぶさの“おつかい”成功に「感激」
  • 第3回 ICCプロファイルの役割を理解する

    前回(今日から始めるデジカメカラーマッチング:第2回 sRGBとAdobe RGBを理解する)に説明したよう、PCのディスプレイにおける「色域」とは、そのディスプレイが表現できる色再現範囲を指し、「sRGB」「Adobe RGB」などの規格が存在する。 規格が違えば色域は異なるため、表示する機器やソフトウェア、OSが「その写真がどの色域で記録されているか」を把握するのは非常に重要だ。さらに各機器やソフトウェアによって色域や発色のクセは異なるため、さまざまなデバイス間で色情報を正しく伝える仕組みも必要となる。この際に重要な役割を担うのが「ICCプロファイル」だ。 ICCプロファイルの役割 ICCは、International Color Consortiumの略称で、デジカメやプリンタ、スキャナ、ディスプレイといった機器間で確実な色再現を目指す国際標準化団体。ICCプロファイルにはその機器の

    第3回 ICCプロファイルの役割を理解する
  • スキャン代行サービスの現状と内容比較

    スキャン代行サービスがなぜ今話題なのか? 今年2010年にネット上で話題になった新しいビジネスの一つに「スキャン代行サービス」がある。手持ちの書籍をダンボールに詰めて宅配便で代行業者に送付すると、のり付けされた部分を裁断し、スキャナでPDFまたはJPEGなどのデジタルデータに変換、電子書籍端末で読める形にして届けてくれるというサービスだ。 これまでもオフィス文書を対象にした電子化サービスは存在していたが、2010年に台頭してきたこれらスキャン代行サービスの特徴は、ターゲットが主に個人ユーザーであり、また対象となるのが「書籍」である点が、従来とは大きく異なっている。裁断機とスキャナを用いた書籍の電子化作業は一般に「自炊」と呼ばれるが、これらのサービスは自炊の作業をまるごと代行してくれるというものである。 スキャン代行サービスが登場する直接のきっかけとなったのは、米Appleから発売されたタブ

    スキャン代行サービスの現状と内容比較
  • ようこそ、大人の世界へ――「Ai Nikkor 45mm F2.8P」

    ようこそ、大人の世界へ――「Ai Nikkor 45mm F2.8P」:矢野渉の「金属魂」Vol.12 失われた濃密な時間に思いを寄せて レンズ設計に関するエピソードで、気に入っているものがある。 1960年ぐらいまで(つまりコンピュータが普及する前)のレンズ設計は、ほとんどの時間を「光線追跡計算」というものに費やしていたのだそうだ。設計された光学系に入った光が、どのように屈折して結像するかを計算するもので、選抜された大勢の女性がその7ケタの演算にあたった。 2人1組になり、お互いに検算を繰り返しながらの作業。それでも午前中に1、休みを挟んで午後にもう1の光軸計算をするのがやっとだったようだ。膨大な時間をかけてやっと出来上がったレンズデータを見ながら、設計者はさらに性能の向上を図るための手段を考える……。 僕が好きなのは、この、昔のレンズ設計の現場を包みこむ濃密な時間の流れだ。膨大な時

    ようこそ、大人の世界へ――「Ai Nikkor 45mm F2.8P」
  • Kasperskyのサイト改ざん ユーザーを偽サイトに転送

    ハッカーが大手セキュリティ技術企業に大恥をかかせた。Kaspersky LabのWebサイトが週末にハッキングされ、セキュリティソフトを求める顧客を、偽ソフトのダウンロードを勧める外部ページに転送していた。 10月17日に、ユーザーがKasperskyの米サイトからソフトをダウンロードしようとすると、「Security Tool」という偽ウイルス対策ソフトをダウンロードさせるマルウェアサイトにリダイレクトされた。Security Toolを実行すると、多数の脆弱性とセキュリティ脅威が見つかったと報告するポップアップウィンドウが表示され、これらの問題を修正する完全版のソフトを購入するようユーザーを脅かした。 ユーザーはさまざまなオンラインフォーラムにこの攻撃のことを書き込んだが、Kasperskyはいかなる侵害も起きていないと否定した。日法人の社員と思われる人物が、問題は修正されたと書き込

    Kasperskyのサイト改ざん ユーザーを偽サイトに転送
  • 古書店主が語る、ネット時代の古本ビジネス

    駅前や商業施設内など、身近な場所に多く存在していた書店。しかし、インターネットの普及や大規模書店の登場などの影響で、2009年の全国の書店数は1万5482店と、2001年の2万939店から5000店以上も減少している(日著書販促センター調べ)。 そして、一般書店と対をなす存在である個人経営の古書店も、新古書店チェーンの進出やネットオークションの広まりなどで逆風が吹いている。だが、その一方、西東京などでは20~30代の若者が個性的な古書店を開業する例も目立っている。 個人経営の店舗が多いため、なかなかその実態が知られていない古書店。その経営やの価格の付け方などはどのように行われているのだろうか。東京古書組合が10月4日の古書の日に行った「日の古屋セミナー」で、ネットと実店舗を組み合わせた古書ビジネスを展開している、よみた屋の澄田喜広氏が古屋開業を目指す人たちにその経営ノウハウを語っ

    古書店主が語る、ネット時代の古本ビジネス
    makura_a
    makura_a 2010/10/10
  • 「俺の妹」などのアニメ制作会社AIC、パチスロ機メーカーが子会社化

    パチスロ機メーカーのオーイズミは9月27日、アニメ制作会社アニメインターナショナルカンパニー(AIC)の株式を取得、完全子会社化すると発表した。 9月30日付けで、AIC株式の95%に当たる3800株を投資ファンドから5億3000万円で取得する。AICが自己株取得する5%分と合わせ、AICはオーイズミの100%子会社になる。 AICは10月スタートのテレビアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」や、「ストライクウィッチーズ2」、「アマガミSS」など著名なアニメタイトルを手がけてきたアニメ制作会社。遊技台業界ではアニメキャラを導入した新機種の開発が相次いでおり、オーイズミも「ひぐらしのなく頃に 祭」を投入している。著名なアニメタイトルで実績を持つAICの子会社化で、グループの相乗効果発揮を目指すとしている。 関連記事 コナミ、パチスロ機大手・アビリットを傘下に 完全子会社化 コナミがパチス

    「俺の妹」などのアニメ制作会社AIC、パチスロ機メーカーが子会社化
  • YouTubeにもURL短縮機能 「youtu.be」を開始

    動画共有サービスのYouTubeは12月21日、動画のURLを短縮する機能「youtu.be」を導入した。 YouTubeの「自動通知」オプションを使うと、アップロードした動画やお気に入りに登録した動画などのURLを、自動的に短縮してTwitter、Facebook、Google Readerなどに投稿することができる。手動での短縮も可能で、URLの「http://www.youtube.com/watch?v=」の部分を「http://youtu.be/」に書き換えるだけでいい。

    YouTubeにもURL短縮機能 「youtu.be」を開始
  • Firefox 3.5、ブラウザ市場でシェア1位に

    Web分析会社StatCounterによると、Firefox 3.5がバージョン別ブラウザシェア調査で、12月第3週(14~21日)にInternet Explorer(IE)7を追い抜き、シェア21.93%でトップを獲得した。この週のIE 7のシェアは21.2%、3位のIE 8は20.33%だった。 2009年初めの時点では、IE 7が40%超、IE 6が約23%のシェアを握り、それぞれ1位、2位を走っていたが、両ブラウザとも次第にシェアが低下している。その一方で、6月に登場したFirefox 3.5は急速にシェアを伸ばした。1月時に1%に満たないシェアだったIE 8も徐々に勢力を伸ばしており、間もなくIE 7を追い抜きそうだ。

    Firefox 3.5、ブラウザ市場でシェア1位に
  • 「Google日本語入力」開発者が語る、その狙い

    Google法人が公開した新日本語入力システム(IME)「Google日本語入力」について、開発した同社の技術者が12月7日、開発の経緯や狙いなどを話した。予想を超える反響があったといい、「早い時期にβが取れる形で提供したい」と意気込む。Googleが来年リリースを予定している「Chrome OS」にも組み込まれる予定だ。 同IMEは12月3日にβ版として公開。Webから集めた情報を基に自動的に生成した辞書を搭載し、新語や専門用語、芸能人の名前などに強いのが特徴だ。冒頭の数文字を入力すると候補語を変換するサジェスト機能や、数字を16進数に変換する機能など、Googleらしい機能も備えている。Windows XP/Vista/7(それぞれ32ビット版)とMac OS X(Leopard以降)に対応し、無料で利用できる。 エンジニアの情熱の成果 開発は、ソフトウェアエンジニアの工藤拓さんと

    「Google日本語入力」開発者が語る、その狙い
  • “赤い金”にあこがれて――純銅製CPUクーラーと戯れる

    たったの2億円で済みましたよ 「ぼくは生まれてからこのかた、働いたことがないんです」 まったく嫌味を感じさせず、そんなことをさらりと言ってしまう人間を、僕はこの時初めて見た。場所は箱根の強羅。総ヒノキ、総平屋の広大な一戸建てだ。ここに、くだんの老夫婦が住んでいるのだった。 資産運用を勧める小冊子の中の企画「お宅拝見」という読み物の撮影のために、僕はこの家を訪れたのだ。その時にいっしょに行ったのは50歳代のライターで、こういうインタビューにはぴったりだった。リビングの広さ(30畳ぐらい)を褒め、暖炉のセンスのよさを褒め、この70歳過ぎの老人の心をつかんでいった。 「時に、こちらの屋根は……」とライターが切り出す。実は僕も最初から気になっていたのだが、深い緑色の屋根は、瓦ではないし、その正体が分からなかった。 「銅ですよ」老人がニコニコと答えた。掛かった金額をたずねた時に、冒頭の発言が飛び出し

    “赤い金”にあこがれて――純銅製CPUクーラーと戯れる
    makura_a
    makura_a 2009/11/14
  • インターネットが40周年 最初に送られたメッセージは「LO」

    10月29日、インターネットが生誕40周年を迎えたとして、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で記念イベントが行われた。 1969年の10月29日、UCLAがインターネットの原型となるARPANET(国防総省の軍事ネットワーク)で最初のデータ通信を行った。同校はこれをインターネットの始まりとしている。 初の通信は同校とSRI(スタンドフォード研究所)の間で行われた。UCLAの学生がSRIのシステムにログインするため、「LOG」と入力し、SRIが「IN」と入力する予定だった。だがUCLA側が「L」「O」を送信し、「G」を入力したところでシステムがクラッシュ。その結果、「LO」が最初にインターネットで送信されたメッセージになったという。

    インターネットが40周年 最初に送られたメッセージは「LO」