◎ウール・羊毛 ⇒ナイロン ⇒レーヨン ⇒絹 ⇒皮 ⇒綿 ⇒麻 ⇒ポリエステル ⇒アクリル ⇒塩化ビニル となり、右に行くほどプラスに帯電しやすく、左に行くほどマイナスに帯電しやすくなります。 この表のうち、プラスとマイナスが離れている組み合わせほど静電気を帯電しやすくなります。 例えば、ポリエステルのブラウスを着たときはナイロンのスカートよりも綿のスカートのほうが静電気は発生しにくいのです。 ですので「重ね着をするときには、できるだけ同じ素材」でできている衣類を、またそれが難しい場合でもできるだけ近い衣類の組み合わせを選ぶようにすれば、かなり静電気の発生を防止することができます。 綿のシャツに革のジャケット、フリースの素材はポリエステルですので、フリースを切る場合はインナーにアクリルのものを選べば、お互い隣同士なので静電気を帯電しにくく、結果的に静電気発生を防止することができるのです。