2018年6月16日のブックマーク (1件)

  • エア説教ジジイの思い出 - おのにち

    妊婦の頃、生まれた子どもがまだ歩けなかった頃。 エンカウントしてしまうと半日くらい落ち込んだ気持ちになるジジイがいた。 公園の隅、ショッピングモールの子供向けフロア。 定年後らしきお年頃のそのジジイは、いつもそういう所に潜んでいて、こちらが腰を降ろして寛いだ所にやってくるのだ。 初めて彼らと遭遇したのは、春先の公園だったと思う。 私は妊娠7か月くらいで、運動のためによくその辺を散歩していた。 春の日差しを避けて、少し薄暗い木陰のベンチに腰かけて、走り回って遊ぶ知らない子どもたちを微笑ましく眺めていたその時。 「まったく今の親は!子供もみないでペチャクチャくっちゃべってばかりいて!」 隣にドスン、と腰かけたジジイに、いきなりケンカ口調で話しかけられて驚く。 ジジイの目線の先を見れば、子どもの母親らしき数人の女性たちが楽しそうに笑いあっている。 「そうですねぇ…」 無難に相槌を打つと、更にジジ

    エア説教ジジイの思い出 - おのにち
    mamashizue
    mamashizue 2018/06/16
    リアルに怖い。