Published 2024/05/15 15:39 (JST) Updated 2024/05/15 15:56 (JST) 海上自衛隊は、艦船の乗組員が遠洋航海中も私物のスマートフォンを使えるよう、米スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク」の試験を始める。15日、システムを搭載した練習艦「かしま」艦内を東京・晴海で報道陣に公開し、明らかにした。20日からの遠洋練習航海で検証し、3年後をめどにほぼ全ての艦艇への搭載を目指す。 海自によると、これまでは静止軌道を回る衛星を使って家族や知人とメールのやりとりをすることができたが、速度が遅く、通信に難があった。隊員の定員割れが続く中、職場環境の改善で志願者増につなげたい考え。 多数の衛星が低軌道で回るスターリンクが昨年7月に海上利用のサービスを開始したことを受け、乗組員の福利厚生の一環として、導入の検討を開始。5月、かしまと練習艦
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