キリンホールディングスは、微弱な電流により擬似的に塩味を強くするスプーンとお椀型のデバイスを開発しました。明治大学の宮下芳明研究室との共同研究によるもの。2023年の発売を目指します。 「エレキソルト -スプーン-」 「エレキソルト 椀-」 「エレキソルト -スプーン-」「エレキソルト -椀-」は、人体に影響しないごく微弱な電流を用いて、塩味のもととなる塩化ナトリウムやうま味のもととなるグルタミン酸ナトリウムなどが持つイオンの働きを調整。疑似的に食品の味の感じ方を変化させる「電気味覚」の技術を活用することで、減塩食の味わいを増強させる独自の電気刺激波形を開発し、食器に搭載しました。 エレキソルトデバイス(スプーン・お椀)使用時の電流の流れ方 3月2日にキリンと宮下研究室が発表した「減塩生活者を対象とした電気味覚による塩味増強効果の調査」では、現在減塩を意識した食生活を送っている(あるいは過
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