「絵画修復の悲劇」が再び起きた、と聞いた時には、まずは「元祖」であるセシリア・ヒメネス氏のことを思い出した。スペインの教会で古いフレスコ画の修復に失敗し、キリストの絵を毛むくじゃらの野獣のようにしてしまった80代の女性のことだ(文末に画像を掲載)。
![中国、清朝時代の壁画で「修復の悲劇」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7d7817403e4bbbc947a4634a1f7b6ea812a1dd42/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c63e5042400000802a28ea4.jpeg%3Fops%3D1200_630)
「絵画修復の悲劇」が再び起きた、と聞いた時には、まずは「元祖」であるセシリア・ヒメネス氏のことを思い出した。スペインの教会で古いフレスコ画の修復に失敗し、キリストの絵を毛むくじゃらの野獣のようにしてしまった80代の女性のことだ(文末に画像を掲載)。
「善意で行う行動が、必ずしもいい結果をもたらすとは限らない」という教訓を教えてくれる、あるニュースが海外で話題になっている。 スペインのSanctuary of Mercy Churchという教会には、画家Elias Garcia Martinezが約100年以上前に描いた「Ecce Homo(この人物を見よ)」というイエス・キリストのフレスコ壁画があった。 しかしその壁画は湿気のせいで、18ヶ月前からぼろぼろ崩れ始め、徐々に元の姿を失いつつあった。地元に住む80代の一人の女性は、それを見て、あることを決心したそうだ。 壁画の劣化を、ただじっと見ているだけなんてできない。修復しよう! すると彼女は、塗料と筆を手に、自らキリスト壁画修復作業を開始。教会の運営者の許可もないまま、彼女だけによる修復は着々と進められていった。そして彼女の修復がついに完了した時、それを見た人々は凍りついたという
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