2017年12月2日のブックマーク (1件)

  • ◆コラム◆ 相撲界の「生きにくさ」 若林哲治の土俵百景:時事ドットコム

    暴行報道に流れる空気 鳥取県警の事情聴取を受け、国技館を出る日馬富士=2017年11月17日、東京・両国国技館【時事通信社】 日馬富士が貴ノ岩を殴ったという夜からほぼ1カ月たっても、延々と報道が続いている。政界や企業の問題の方がずっと国民生活に関係が深いのに、一部ワイドショーなどはそっちのけで日馬富士報道に血眼だ。収束が長引く、謎が多い、個性的な登場人物がいる-条件がそろったからだが、そこには、社会正義の名を借りながら実は、いまだに「懲りない面々」がいる相撲界を面白がる空気も感じる。 以前にも小欄に書いたように(2010年8月25日「未カイケツ」)、大相撲は「国技」と呼ばれ、皇室や神事との結びつきが強く、神聖で立派なものであれといわれ、横綱には品格などというものも求められる。半面「ふんどし一丁」で力比べを見せて飯をっている野蛮な生業としてさげすまれてきた。 相撲界の人々は、その股裂き状態

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