スルメイカ不漁・高値の中、来年度からロシアからのイカ輸入が可能になる見通しに、イカの加工業者などは期待を寄せている。経済産業省が先月末に発表したイカ輸入割当案によると、4月前後から輸入が始まるイカの輸入割当は、同時に発表された追加枠案を含めて8万6950トン。さらに、新たにロシアからの輸入を認める方針を示している。 水産商社・加工メーカーの合食は14日に東京都内で開いた展示商談会で、担当者がロシア産冷凍スルメイカについて「試験操業の段階では、生食用やアッパークラスの塩辛原料でも(品質面で)問題ない」と説明した。「早ければ9月にも日本に搬入されるのでは」とし、将来的にロシア側の輸出体制が整えば、日本への輸入量は2万~3万トンほどになるとみる。 ロシアでは深海性のイカを獲ってロシア国内市場へ供給する一方、表層付近にいるスルメイカはほとんど漁獲されていなかった。合食は4年ほど前から現地の水産会社
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