ブックマーク / pto6.hatenablog.com (3)

  • 川遊びとスライダー - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    長いこと車を走らせ、じいじが川遊びへと連れていってくれた。水源に近い山奥の、水の綺麗なところだ。 川のほとりにテントを張り、水着に着替えると、私たちはさっそく川へと向かった。さすがは夏休み。辺りは子供連れの家族で溢れかえっていた。 そこには自然の穏やかな河川と共に、人工的に整備されたプールもあった。石造りのウォータースライダーも設置されており、その前には子供たちが列を作っていた。 娘はその楽しげな様子を眺め、興奮した面持ちを浮かべていた。ただ、いきなりスライダーだと怖いだろうと思い、まずは奥にある浅瀬のプールに入りに行った。 水に足をつけると、娘はすぐに水温に慣れたのか、キャッキャと水しぶきを上げ、はしゃぎ始めた。ひとりでグイグイと進み、早くも別のエリアへと行きたがった。 次は娘の足がつかないところに行ってみた。娘にはエアージャケットをつけており、水に浮くようにしている。しかし手を離すと、

    川遊びとスライダー - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
  • 何様 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    朝井リョウの『何様』を読了した。 著者の作品を読むのは、直木賞受賞作の『何者』以来、これで2冊目である。著はそのアナザーストーリーが収録されていると聞き、手に取り読んでみた。 ちょうどこの前まで、重ための純文学作品を読んでいたので、箸休め的にライトなが読みたい気分だったのだ。結果として、私が期待していた通り、さらりとした読み心地が味わえた。 読み始めこそ、著者の特徴のひとつでもある“若者たちのリアルな会話”描写に辟易とした気持ちになったが、それにも慣れてくると、あとは軽快なテンポで読み進めることができた。 ほんと朝井リョウは器用な作家だよなぁ、それが読了後に私が抱いた感想だ。自分が世間から何を求められており、自分には何が書けるのか、そのことをしっかりと自覚し、受け入れた上で書いている。 以前、彼は何かのインタビューで「自分はエンタメ作家として求められているので」というようなことを言って

    何様 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
    mamechang10
    mamechang10 2019/07/14
    朝井リョウさん、興味湧いたので読んでみます!
  • ママ友のLINEグループ - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

    プレ幼稚園に通うママ友達LINEグループができた。 そんな話をから聞いた。仕事後に梅田で待ち合わせ、百貨店の事処でソバを啜っていたときのことだ。 幼稚園も夏休みに入るし、子供同士で遊ばせる機会が欲しい、と前にが話していたので、私はよかったねと言った。しかし、はどこか浮かない表情をしている。 不思議に思っていると、一緒にLINE交換をしたメンバの中で、ひとりだけグループに招待されていないママがいると言うのだ。急に、話に薄暗い影が差してきた。 まずはそれが意図的なのか、ただのうっかりなのか。そして意図的だった場合は、善意からか、悪意からか。 「なんだか、ドキドキしてきた」 先の展開までを想像し、が憂そうに呟く。がどんなことを考えているのかが、私にも徐々に掴めてきた。 家に帰ると、がアクションをとった。とりあえず、グループをつくったママさんに、個別で連絡をしてみたと言うのだ。も

    ママ友のLINEグループ - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
    mamechang10
    mamechang10 2019/07/14
    ママ友さんと仲良くやるのも主婦業の仕事なんですね~
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