僕にしてはくだらない文章を書こう。 僕は医学部をちょっと長めの滞在を経て卒業した。 運が良く医師国家試験も一発でクリアした。 そんな僕が研修医として行くことになったのは、F県のとある病院だ。 ぶっちゃけ地元に帰ってきた。 でも、10年近く都会にいたゆえに、とても「地元」とは言えない。 「地元」での記憶なんて、大学生活で塗りつぶされて、ほとんど記憶にないくらいだ。 そんな僕は10月に1週間近く仕事を休んだ。 積もり積もった絶望で、身体が動かなくなってしまったのだ。 僕の抱いた絶望のうち、共有したいものをここに3つ書いていく。 一つ目の絶望は、多様性への不寛容だ。 僕は多分医者っぽくない。 一般的な医者は医学部や病院にこもっている生き物である。 でも、僕はつまらない生き方をしたくなくて、そこから飛び出した。 だから僕の知り合いは医者は少ない。 どちらかというと、陰キャなタイプなんだけどね。 そ