ムーアの法則は終わったのか? 米国の半導体市場動向調査会社であるIC Insightsは、過去50年間にDRAM、NAND、APU、GPUがムーアの法則(Moore's Law)にどのようにしたがってトランジスタ数を増加させてきたのかについての調査分析結果を発表した。 ムーアの法則(Moore's Law)は、半導体業界がその技術的性能と進歩を測定する主要な物差しとして長年にわたり使われてきた。それは「チップあたりのトランジスタ数が2年で2倍のぺースで増加する」という経験則であるが、分析結果によると、一部の製品カテゴリの成長率は低下しているとは言うものの、チップあたりのトランジスタ搭載数の「2年で2倍の増加ペース」は現在もおおむね継続しており、半導体業界が引き続きしたがうに足るガイドラインとなっているという。 ムーアの法則は、3次元構造デバイスが登場するまでは、チップ当たりのトランジスタ数
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