「海底探険」で「共有地の悲劇(コモンズの悲劇)」を体感しよう。 共有地の悲劇(コモンズの悲劇)という言葉を知っていますか?経済学や心理学を学んだ人は、知っているかもしれません。 誰もが使える共有の牧草地。酪農家たちは自分の牧草地には草が食べつくされないよう気を配りますが、共有地には家畜をどんどん放ちます。結果、牧草は食べ尽くされ、土地は荒れ果ててしまいます。 「共有資源に関しては枯渇の意識が希薄となり、浪費の結果みんなが不幸になる」という経済学の法則です 現代でいえば、大気汚染や海洋資源乱獲などが代表例。ただ、海洋資源も「乱獲する中国が悪い」とする日本人が多いように、みんなが悪いのにモラール欠如が顕著な一部を悪者にしてしまう傾向も。 そんな「共有地の悲劇」の概念を、もし大学講師だったら、これで教えたいなというボードゲーム、貪欲の秋にぴったりな「海底探険(Deep Sea Adventure