「両親を告発する、僕を生んだ罪で」 少年がそう訴えた理由は映画「存在のない子どもたち」を観てくれれば分かる。 このブログは私の人生を書くブログなのだが、今回にかぎり映画中心の記事になる これは映画でありフィクションではあるが、映画のテーマがあまりにも大きいため、ほかの軸は必要ないし混在することはできないと感じたので、 今回のブログは映画の記事一つだけにした。 数十年前にもアメリカで10歳の少年が実両親から親権を剥奪する裁判を自ら起こし勝訴したことがある その少年は、実の親ではなく育ての親に親権を持ってもらいたかった。そのとき子どもが親を選べることが知られたが、その道のりはとても厳しい。数々の手続き、問答、誹謗中傷、精神的苦難を乗り越えてからでないと実現できない。 私の場合は、戸籍名を変更することを選んだ。 親権に触れるのは不可能だった。なぜなら、儒教や家父長制に牛耳られている日本の親権は異