6年前、千葉県の高齢女性に暗号資産の価値があがるなどとうたい、現金およそ4000万円をだまし取ったとして、かつてオリンピックにも出場した柔道指導者の男が警察に逮捕されたことが捜査関係者への取材で分かりました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、1992年のバルセロナオリンピックに柔道選手として出場し現在は柔道指導者の丸山顕志容疑者58歳です。 捜査関係者によりますと丸山容疑者は6年前、千葉県東金市に住む当時60代の女性から暗号資産への投資名目で現金4000万円ほどをだましとった疑いが持たれています。 丸山容疑者は現在は取引されていない「One Coin」という暗号資産を薦め、価値があがるなどとうたっていたということで、だましとった金は国外でギャンブルなどに使われたとみられています。 丸山容疑者はかつて自身がオリンピックに出場した経歴などで女性を信用させたとみられ、女性からあわせて4億円ほどを預か