広東自由貿易試験区、香港・マカオからの投資先の第一選択肢に 広東省深圳市前海深港現代サービス業協力区。（深圳＝新華社記者/毛思倩） 【新華社広州8月12日】中国広東省政府新聞弁公室はこのほど開いた記者会見で、広東自由貿易試験区が創設から9年を迎え、この間に進出した香港・マカオ系企業は累計で2万6千社、実行ベースの香港・マカオ資利用額は509億ドル（1ドル＝約147円）と同自由貿易試験区の外資利用全体の約9割を占めたとし、試験区が香港とマカオからの投資先の第一選択肢になっていると明らかにした。 同省商務庁の張勁松（ちょう・けいしょう）庁長によると、試験区の創設から9年間の外資利用額は実行ベースで539億ドル、年平均約60億ドル増加した。固定資産投資は1兆2千億元（1元＝約20円）を超え、年平均約1300億元増加し、試験区内の珠海市横琴新区、深圳市前海蛇口、広州市南沙新区という3エリアの域内総

外国人も「スマホ一つ」で中国旅行　決済サービスの対応進む 広東省広州市のコンビニで、モバイル決済を利用するモンゴル人ビジネスマン。（資料写真、広州＝新華社配信） 【新華社深圳8月11日】中国ではビザ（査証）免除の対象国が一段と拡大する中、訪中観光客がますます増え、インバウンド市場が熱を帯びている。モバイル決済が普及した中国でのスムーズな旅行を支えるため、決済業界各社は外国人が利用しやすいモバイル決済方式を積極的に推進。外国人も「スマホ一つ」で快適な中国旅行を楽しめるようになりつつある。 外国人が中国でモバイル決済を利用するには、海外のクレジットカードを中国の決済プラットフォームにひも付ける方法と、中国アプリの追加インストールなしに海外の決済アプリで直接QRコードを読み取る方法の二つがある。 外国人も「スマホ一つ」で中国旅行　決済サービスの対応進む 7日、広東省深圳市の公園でフードデリバリー

中国広州の雲渓植物園がオープン　１３２０種の植物を保護・展示 【新華社広州8月11日】中国広東省広州市で8日、希少植物の生息域外保全に取り組む雲渓植物園が正式にオープンした。1320種の植物が保護、展示され、市民は20種の国家1級保護植物と25種の国家2級保護植物を1カ所で鑑賞できる。（記者/王瑞平、胡林果）

中国のライブ配信関連企業登録数４０万社超す、広東がトップ 雲南省昆明市で行われた第8回中国・南アジア博覧会で、コーヒー産業館でライブ配信する出展者。（7月24日撮影、昆明＝新華社記者/王静頤） 【新華社北京8月2日】中国ではこの10年近く、ライブ配信業が日増しに発展している。企業情報サイト「企査査」のデータによると、現存する関連企業は178万8600社を数える。登録数は2014年の8300社から19年には3万2100社に増え、伸び率は大体35％前後で推移していたが、20年には6万9900社と一気に2.2倍に増加した。それ以降の3年間は90〜190％の高い伸びを見せ、23年には92.7％増の82万1500社に上った。今年の登録数はすでに47万4千社を数え、うち上半期（1〜6月）に新たに登録された関連企業は42万6100社で前年同期比5.0％増加した。 企業数を地域別に見ると、広東省が18万9

香港特区のＧＤＰ、４〜６月は３・３％増 香港のビクトリア湾。（香港＝新華社記者/陳鐸） 【新華社香港8月2日】中国香港特別行政区政府統計処は7月31日、2024年4〜6月の域内総生産（GDP）が前年同期比3.3％増（速報値）、前期比で0.4％増（季節調整済み）だったと発表した。 特区政府報道官は、香港経済が4〜6月に穏やかに成長し、モノの輸出は持続的な外需に支えられて大きく伸び、投資支出も経済成長に伴ってさらに増加したと説明。年末まで成長し続ける見通しだが、各方面に不透明な要因があり、部門によってパフォーマンスに差が出る可能性があると指摘した。外需が安定を維持すれば、モノの輸出はプラス成長を続け、景気の拡大が固定資産投資を支えるとの予想も示した。

香港特区のモノの輸出額、１〜６月は１２・２％増 香港コンテナターミナルの様子。（4月12日撮影、香港＝新華社記者/陳鐸） 【新華社香港8月2日】中国香港特別行政区政府統計処はこのほど、2024年上半期（1〜6月）のモノの輸出額が前年同期比12.2％増、輸入額が7.7％増だったと明らかにした。6月の輸出額は10.7％増、輸入額は9.0％増だった。 特区政府報道官は米国、欧州連合（EU）向けの輸出がいずれも大幅に伸びたほか、多くのアジア主要市場への輸出もばらつきはあるものの増加したと説明した。 今後の展望として、外部需要が維持されれば香港の輸出も好調が続くとみられるが、地政学的リスクの高まりや貿易摩擦の激化が引き続き不確実性をもたらすとの見通しを示した。

中国広東省の経済運営、１〜６月は３・９％増　全体的に安定 空から見た河套深港科技イノベーション協力区深圳園区。（2023年8月23日、ドローンから、深圳＝新華社記者/梁旭） 【新華社広州8月1日】中国広東省統計局はこのほど、1〜6月の域内総生産（GDP）は前年同期比3.9％増の6兆5242億5千万元（1元＝約21円）、経済運営は全体的に安定していたとの認識を示した。 一定規模以上（主要事業の年間売上高2千万元）以上の工業企業の増加値（付加価値額）は6.0％増の1兆9600億元で、伸び率は前年同期より3.5ポイント、前年通年より1.6ポイント高かった。新たな推進エネルギーとなる産業は急速に発展し、先進製造業の増加値は8.1％増、ハイテク製造業は13.0％増となった。 サービス業の増加値は2.7％増加した。1〜5月の一定規模以上のサービス業企業の売上高は8.7％増加した。省全体の貨物輸送量は0

広州海珠国家湿地公園にサギの群れ　中国広東省 19日、広州海珠国家湿地公園に生息するサギの群れ。（広州＝新華社配信/謝恵強） 【新華社広州7月30日】中国広東省広州市の中心部にある広州海珠国家湿地公園では、サギの群れが人と共存する穏やかな夏景色が広がっている。（記者/周穎） 広州海珠国家湿地公園にサギの群れ　中国広東省 19日、広州海珠国家湿地公園に生息するサギの群れ。（広州＝新華社配信/謝恵強） 広州海珠国家湿地公園にサギの群れ　中国広東省 19日、広州海珠国家湿地公園に生息するサギの群れ。（広州＝新華社配信/謝恵強） 広州海珠国家湿地公園にサギの群れ　中国広東省 19日、広州海珠国家湿地公園に生息するサギの群れ。（広州＝新華社配信/謝恵強）

中国、ラオス、タイを結ぶ国際定期貨物列車「広東雲南・瀾滄江メコン川線」が24日、正式に運行を開始し、広東省や雲南省から東南アジアに通じる国際鉄道貨物ルートがつながりました。列車は、中国の広東省、雲南省とラオス、タイなどの東南アジア諸国間を往復し、中国南部や南西部と東南アジアを結ぶ効率的な物流ルートとなります。 運行管理側である中国鉄道昆明局集団有限公司の関係部門責任者によると、この鉄道が輸送する貨物は広東省の電子製品、機械設備、日用百貨などの特色ある製品、そして東南アジア地域の果物、ゴム、鉱物などの良質な資源などさまざまで、これらは中国・ラオス鉄道を利用して目的地に迅速に運ばれます。 「広東雲南・瀾滄江メコン川線」定期国際貨物列車の運行開始により、今後、中国と東南アジア諸国の経済貿易往来はより緊密なものとなり、地域経済の繁栄と発展を共に推進していくものと見込まれます。（提供/CRI）

中国広東省の貿易額、１〜６月は１３・８％増　過去最高を更新 広州港南沙港区4期全自動化埠頭（ふとう）。（資料写真、ドローンから、広州＝新華社記者/蠟華） 【新華社広州7月22日】中国税関総署広東分署がこのほど発表した広東省の1〜6月の貿易額は前年同期比13.8％増の4兆3700億元（1元＝約22円）だった。貿易額は全国の20.6％を占め、同期の最高を更新し、伸び率は全国平均を7.7ポイント上回った。うち輸出は12.1％増の2兆8500億元、輸入は17.1％増の1兆5200億元だった。 貿易形態別では、一般貿易額が16.9％増の2兆6100億元で、全体の59.6％を占め、前年同期から1.6ポイント上昇した。加工貿易は2.2％増の9070億1千万元で20.8％、保税物流方式は25.1％増の8125億2千万元で18.6％をそれぞれ占めた。 企業や事業者などの貿易主体の活力が高まった。民間企業の貿

中国の自動車販売台数、１〜６月は上位１０社で１１９１万７千台 河南省の鄭州航空港区にある電気自動車（EV）大手、比亜迪（BYD）の工場で撮影したNEV「宋Pro」。（4月25日撮影、鄭州＝新華社記者/李嘉南） 【新華社北京7月19日】中国汽車工業協会は19日、1〜6月の自動車販売台数のうち、上位10社で1191万7千台となり、全体の84.8％を占めたと発表した。上海汽車集団、比亜迪（BYD）、中国第一汽車集団、重慶長安汽車、東風汽車集団、浙江吉利控股集団、奇瑞控股集団、広州汽車集団、北京汽車集団、長城汽車の順だった。 販売台数は上海汽車、中国一汽、広州汽車、北京汽車が前年同期比で減少したが、その他のメーカーはいずれも増加し、中でも奇瑞控股が顕著な伸びを示した。

中国広東省東莞市の貿易額、１〜６月は３・４％増 輸出商品を検査する黄埔税関の職員。（7月5日撮影、広州＝新華社配信） 【新華社広州7月19日】中国広東省の黄埔税関がこのほど発表した最新統計によると、同省東莞市の今年上半期（1〜6月）の貿易額は前年同期比3.4％増の6375億1千万元（1元＝約22円）だった。 貿易額の伸び率は四半期ごとに上昇しており、第2四半期（4〜6月）は前年同期比5.8％増で、第1四半期（1〜3月）を5.2ポイント上回った。うち6月の貿易額は前年同月比10％増の1188億6千万元で、今年の最高を更新した。（記者/壮錦） 中国広東省東莞市の貿易額、１〜６月は３・４％増 輸出商品を検査する黄埔税関の職員。（7月5日撮影、広州＝新華社配信）

中国・広東省清遠市で早稲の収穫始まる 【新華社清遠7月18日】中国広東省清遠市で早稲（わせ）が収穫期を迎えた。市内各地はここ数日、晴天に恵まれ、稲作農家が早稲の刈り取りと穀物倉庫への貯蔵作業に追われている。 同市清城区の早稲の作付面積は今年、9万7千ムー（約6466ヘクタール）を超える。 同市は今年に入り、高規格農地の造成や栽培の機械化に本格的に取り組んでおり、食糧生産の安定的な発展を推進している。農業技術者を農家に派遣して栽培技術を普及させるなど、生産指導サービスにも力を入れ、食糧増産と農家の増収のために堅固な基礎を築いている。（記者/胡拿雲）

深圳と中山を結ぶ「深中通道」、１日平均１万人がバスで利用 深中通道の中山翠亨東料金所を通過するバス。（6月30日撮影、深圳＝新華社記者/劉大偉） 【新華社広州7月9日】中国広東省の深圳市と中山市を橋や海中トンネルで結ぶ「深中通道」は開通初日の6月30日から7日までの間に、両市を結ぶバスの運行本数が計2014便に上り、旅客延べ7万2300人、1日当たり平均1万人を輸送した。交通部門が8日、明らかにした。 「深中通道」は粤港澳大湾区（広東・香港・マカオグレーターベイエリア）で港珠澳大橋に次いで建設されたもう一つの超大型交通プロジェクトで、深圳−中山間の車での所要時間は2時間から約30分に短縮された。

パリ五輪の中国香港選手団の区旗授与式、香港で開催 9日、授与式で記念撮影に応じる選手ら。（香港＝新華社記者/朱煒） 【新華社香港7月10日】中国香港特別行政区で9日、パリ五輪の中国香港選手団の区旗授与式が行われた。中国香港体育協会・オリンピック委員会の発表によると、選手は約90人で、うち半数以上が初出場となる。 パリ五輪の中国香港選手団の区旗授与式、香港で開催 9日、授与式であいさつする中国香港体育協会・オリンピック委員会の霍震霆（かく・しんてい）会長。（香港＝新華社記者/朱煒）

初の「低空プラス鉄道」複合輸送サービス始まる　中国広東省深圳市 【新華社深圳7月1日】中国広東省深圳市の鉄道会社、深圳地鉄集団と低空域ゼネアビ（一般航空）・ヘリ運用事業者の深圳市東部通用航空が共同で設立した初の「低空＋（プラス）鉄道」の複合輸送事業が6月28日、同市の深圳北駅東広場で正式にサービスを開始した。同駅には高速鉄道と地下鉄が乗り入れており、ヘリコプター輸送と鉄道輸送のワンストップ式接続サービスを乗客に提供する。 同事業は深圳北駅を拠点として、都市間路線と市内路線を運航する。都市間路線は粤港澳大湾区（広東・香港・マカオグレーターベイエリア）の多くの都市をカバーし、市内路線は深圳市内各区に就航する。 この複合一貫輸送サービスは、ヘリコプターの高速で目的地に直行する能力、柔軟性や機動性といった強みと、高速鉄道、地下鉄の長距離・大量輸送能力という特長を組み合わせることで、カスタマイズされ

中国広州市の経済運営、１〜５月は安定維持 広州市の海心橋と周辺の景色。（2023年6月10日、ドローンから、広州＝新華社記者/劉大偉） 【新華社広州7月3日】中国広東省広州市統計局はこのほど、1〜5月の一定規模（主要事業の年間売上高2千万元、1元＝約22円）以上の工業企業の増加値（付加価値額）が前年同期比0.7％増だったと発表した。産業の構造転換など複数の圧力と課題を前に、一連の成長安定策が引き続き効果を発揮し、同市経済は安定を保ち、新たな原動力が着実に蓄積され、発展の質と効果が持続的に顕在化した。 ハイテク製造業は好調な増勢を示し、1〜5月の増加値は9.9％増加した。うち医薬品製造業は10.9％増、電子・通信機器製造業は10.7％増となった。都市部の消費財製造業は構造転換が速まり、消費者向けのスマートデバイス製造業の増加値は32.1％増加し、家庭向けの冷蔵庫、冷凍庫、空気清浄機などの生産

香港で祖国復帰２７周年を祝う国旗掲揚式 1日、香港の金紫荊広場で行われた国旗掲揚式。（香港＝新華社記者/呂小煒） 【新華社香港7月1日】中国香港特別行政区政府は1日、金紫荊広場（ゴールデン・バウヒニア・スクエア）で国旗掲揚式を行い、香港の祖国復帰27周年を祝った。 香港で祖国復帰２７周年を祝う国旗掲揚式 1日、中華人民共和国国旗と香港特別行政区の区旗をそれぞれ掲げて飛行するヘリコプター。（香港＝新華社記者/呂小煒） 香港で祖国復帰２７周年を祝う国旗掲揚式 1日、香港の金紫荊広場で行われた国旗掲揚式。（香港＝新華社記者/呂小煒）

中国の超大型交通事業「深中通道」が開通　珠江河口の東西都市群を接続 【新華社深圳6月30日】中国粤港澳大湾区（広東・香港・マカオグレーターベイエリア）の超大型交通プロジェクト、広東省の深圳市と中山市を橋や海中トンネルで結ぶ「深中通道」が30日、開通し、試験運営を開始した。 橋と島、トンネル、海底インターチェンジが一体となった国の重点プロジェクト、世界レベルの海をまたぐ集積プロジェクトとして建設され、総延長は約24キロ。広東省の広州−東莞間に架かる虎門大橋の南約30キロ、香港と広東省珠海、マカオを結ぶ港珠澳大橋の北約31キロに位置する。設計速度は時速100キロで、両側8車線の高速道路標準規格に基づいている。 大湾区の総合交通運輸システムの核心をなす交通ターミナルプロジェクトで、珠江河口の伶仃洋（れいていよう）をまたぎ、河口東岸の深圳、東莞、恵州3市、西岸の珠海、中山、江門3市の二つの都市群を

香港特区で祖国復帰２７周年祝うイベント始まる 29日、香港特区のビクトリア公園で開かれた祖国復帰27周年を祝うイベント「維園慶回帰」で記念撮影する市民。（香港＝新華社記者/朱煒） 【新華社香港6月29日】中国香港特別行政区で29日、祖国復帰27周年を祝う一連のイベントが幕を開け、香港各界慶典委員会が開始式を開いた。 香港特区で祖国復帰２７周年祝うイベント始まる 29日、香港特区のビクトリア公園で開かれた祖国復帰27周年を祝うイベント「維園慶回帰」で記念撮影する市民。（香港＝新華社記者/朱煒） 香港特区で祖国復帰２７周年祝うイベント始まる 29日、開始式で記念撮影する来賓。（香港＝新華社記者/朱煒） 香港特区で祖国復帰２７周年祝うイベント始まる 29日、開始式であいさつする香港特別行政区の李家超（り・かちょう）行政長官。（香港＝新華社記者/朱煒） 香港特区で祖国復帰２７周年祝うイベント始まる