ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリの空爆を受けた小児病院。ウクライナ軍が公開した映像より。EyePress News提供(2022年3月9日公開)。(c)EyePress News / EyePress via AFP 【3月10日 AFP】ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリ(Mariupol)の当局は9日、ロシア軍包囲下の9日間で民間人1207人が死亡したと発表した。 当局はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で「平和を愛するマリウポリの住民1207人が亡くなった」と投稿。ウクライナ大統領府も「正確な人数は把握できていないが、暫定値としては正しい」と認めた。 マリウポリでは民間地区への砲撃が9日続いており、約50万人が水や電気、暖房、通信手段を断たれている。 住民の避難は何度も失敗している。オンブズマンのリュドミラ・デニソワ(Lyudmyla Denisova)氏は9日、