■ドラッカー 目標管理 「Management by Objectives and Self control」 ★目標による管理の効用 ドラッカーは、「現代の経営」(1954)の中で、目標による管理の効用として、 ① 人間が自らの能力を十分に発揮するのは、自らが達成したいと思う目標を持ち、それにチャレンジするときである。 ② 組織の目標とその構成員の目標が一致すれば、組織の効率は高くなる。 改善活動は、上位方針を受けて、メンバーは直接こうせよと言われなくても、会社の目指す方向を見抜いて、なんとかしたいと思う。改善活動の活性化のためには、大きな方向として、内発的動機付けにより、組織の目標と構成員の目標が合っていることが重要である。 ★動機付け 目標の設定に当たっては、「自分で決めた」という納得感が大切であり、他人が決めた目標では、やらされ感が大きく、とても意欲的な取り組みや粘り強い目標達成活