同志社大学大学院ビジネス研究科は、 (財)大学基準協会の経営系専門職大学院基準に適合していると認定されています。 認証評価結果
同志社大学大学院ビジネス研究科は、 (財)大学基準協会の経営系専門職大学院基準に適合していると認定されています。 認証評価結果
桑瀬章二郎『ジャン=ジャック・ルソー:「いま、ここ」を問い直す』講談社現代新書 『社会契約論』や『エミール』で有名な思想家ルソー(1712- 1778年)の評伝。 時計職人の子供としてスイス・ジュネーブに生まれたルソーは父親に捨てられた後、彫刻師の徒弟を辞めて16歳で放浪し、ヴァランス男爵夫人の家に暮らすようになる。 一番驚いたのは、多方面で活躍し、その後の学問に大きな影響を与えたルソーは、ほぼ独学(読書)だったこと。 もう一つ驚いたのは、「人間や教育はどうあるべきか」について高邁な思想を発表していたルソーが、自分の子供5人の養育を拒否し、孤児院に入れていたこと。 かなり勝手な人である。 ただ、死ぬまで、さまざまな分野でオリジナリティのある理論を生み出し続けたルソーはまぎれもなく天才だろう。 本書は、著者の「ルソー愛」が満ち溢れていて、ルソーの本を読みたくなった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く