さて、「書けない」という状況は、読み書きを習ったことのある人であれば、ほぼ全員が感じたことがあるのではないでしょうか。 小学校の作文に始まり、日記、手紙、ブログ、SNSへの投稿まで、 「書けない」という悩みは、「文章」が大きな役割を持つ現代では深刻な課題です。 事実、2018年の、OECDによる 生徒の学習到達度調査(PISA)において、 日本の子どもたちは ” 読解力の自由記述形式の問題において、自分の考えを他者に伝わるように根拠を示して説明することに、引き続き、課題がある ” (出典:https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/01_point.pdf) と報告されています。 しかし、なぜこれほど多くの人が「書けない」で悩むのでしょう。 そこで、様々なシーンでつぶさに「書けない」を観察すると、そこにはいくつかの段階が存在することがわかります
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