放射線科医の日常や、診療紹介、推薦図書などをご紹介します。問い合わせ先等、詳しくはカテゴリー「はじめに」をご覧下さい。 連休を利用して、MRIの歴史を振り返ってきました。 今回が最後です。 ○1992年 Hajnalら 反転回復法を利用したfluid attenuation inversion recovery : FLAIR法を考案 Ogawaら blood oxygen level dependent (BOLD)効果による脳機能MRI(functional MRI)が提案 ○1993年 Jonesら keyhole撮像法を提案 ○1994年 Basserら MPGを複数の方向からかけて得られたDWIからテンソル解析を行って拡散の異方性を表すパラメータを画像化する方法を発表 ○1997年 Patelら single shot fast spin echo (SSFSE)法とhalf F