電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする“Spot the 電撃文庫”。第53回となる今回は、『ペニンシュラの修羅』を執筆した吉田親司先生のインタビューを掲載する。 本作は、一度でも失敗したらカムバックが難しい世界でカムバックを求められた英雄と、見目麗しくも破天荒な3人のシスターたちの活躍を描いたファンタジー。舞台は、隣国の侵攻を受け、危機に陥った国“ペニンシュラ王領”。国難を救うためには、かつて救国の英雄とうたわれながらも陰謀により隠遁生活を余儀なくされた、イートン・アンシャル卿の力が必要不可欠だった。 彼を担ぎ出すために白羽の矢が立てられたのは、修道院で暮らす3人のシスターたち。敬虔なる神の信徒でありながら自由奔放に生きる彼女たち“破戒修道尼僧”は、はたしてアンシャル卿を隠遁生活から連れ戻すことができるのか? 吉田先生には、本作のセールスポイントや小説を書く時にこだわっ