その昔、ファミコン通信(同名雑誌とは無関係)と呼ばれるネットワークシステムが存在した。 まあ今で言えばインターネットみたいなものだ。 そのサービスの代表格がファミコントレードと呼ばれる株取引である。 なんとファミコンを電話線でつないで、株取引ができちゃったのだ。 さて、ファミコン通信は大きく分けて2種類あった。マイクロコア方式と、野村任天堂方式だ。 前者のマイクロコア方式に関しては後述するとして、今回ご紹介するこのマシーンは野村任天堂方式と呼ばれるものである。 これに対応しているサービスは 野村證券、和光証券、岡三證券、新日本証券、コスモ証券、日本勧業確角丸証券があった。 将来的には電車の切符や馬券が買えたり、 将棋や囲碁など通信対戦ができるというビジョンがあった。 ちなみに野村証券は1988年夏頃、こいつを19800円で一般向けに売り出し始めており、 あのコナミが、何らかの形で参戦したと