社内で「あの人は仕事がデキる」という評判を耳にしたり、上司が「あの部下は仕事がデキる」と思ったりした場合、つい人事評価で高い評価を与えてしまいがちです。しかし実は「仕事がデキる人」=「評価の高い人」という考え方は必ずしも正しいわけではありません。その理由と人事評価における正しい基準の持ち方について解説します。 「仕事がデキる人」=「評価の高い人」ではない理由 仕事がデキる人に高い評価を与えてしまうと、組織にとって本当に必要な人材を評価できず、むしろ組織にとってマイナスになる人材を評価してしまう可能性があります。 その典型例は、いわゆる「クラッシャー上司」です。部下を精神的に追い詰め、時には退職に追い込むこともある人物のことです。問題なのはクラッシャー上司の多くは成果を出す、仕事がデキる人材であるところです。さらに要領の良い人物が多いため、組織側が問題化しなかったり、問題そのものに気づけなか
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