BミュンヘンのMF宇佐美貴史(19)が、出場機会を求めて今冬に移籍する可能性が高いことが20日、分かった。関係者が「この年代で試合に出ていないのは危険。クラブも(他クラブへ)移すことを考えている」と明かした。Bミュンヘンは、現在リーグ13位のニュルンベルクと提携しており、移籍先の有力候補に挙がっている。 今夏にG大阪からレンタル移籍した宇佐美は、リーグ戦は8月13日のウォルフスブルク戦に途中出場途中交代しただけ。今月18日の欧州CL・ナポリ戦もベンチ外だった。リザーブチームの一員として4部リーグで実戦を積んではいるものの、プロのレベルには程遠い。20日付の現地紙ビルトは、Bミュンヘンが宇佐美と同じ攻撃的MFでドイツ代表のマルコ・ロイス(22=ボルシアMG)の獲得に動いていると報道。今後も宇佐美にチャンスを与えられる可能性は低く、再レンタルに出される流れは避けられそうにない。