[2010年12月24日(金)] 【ドイツ】現地メディアが報じた香川真司のシーズン前半戦を総括 島田ライコ●文 text by Shimada Raiko 木場健蔵●写真 photo by Koba Kenzo ブンデスリーガの前半戦(第17節まで)が終わった。前半戦の王者“Herbstmeister(秋のマイスター)”に輝いたのは、香川真司が今季から加入したボルシア・ドルトムント。最終戦では今季初のアウェーでの敗北を喫し、バイエルン・ミュンヘンが2005〜06シーズンに記録した前半戦の最高勝ち点44には惜しくもあと1点及ばなかったが、地元ファンを熱狂させるには十分すぎる成績だった。 今季、35万ユーロ(約4000万円)という低い移籍金でドルトムント入りした香川。それは彼がレギュラーとして期待されたのではなく、“将来のための育成選手”として獲得されたからだ。 しかし前半を終わってみれ