10月31日、東京 調布市を走行中の電車内で乗客が切りつけられるなどして17人がけがをした事件で、逮捕された容疑者はライター用のオイルおよそ4リットルや可燃性の殺虫剤などを持ち込んでいた疑いがあることが分かりました。一部は放火した際に使ったとみられ、警視庁は電車内に放火する目的で準備していたとみて調べています。 10月31日の夜、東京 調布市を走行していた京王線の車内で72歳の乗客の男性が刃物で刺されて意識不明の重体になり、さらに放火された際に煙を吸うなどして中学生を含む16人がけがをしました。 殺人未遂の疑いで逮捕された職業不詳の服部恭太容疑者(24)は、座席に座っていた男性を刺したあと車内を移動しながらライター用のオイルをまいて火をつけた疑いがあり、警視庁は2日、検察庁に送りました。 これまでの調べに対して「人を大量に殺して死刑になろうと思った」などと供述し、取り押さえられた際に複数の