漫画に関するmangadojyoのブックマーク (13)

  • 漫画道場 : 【雑記】漫画・アニメファンが知っておきたい表現規制の裏側

    2013年07月15日16:00 カテゴリ雑記 【雑記】漫画・アニメファンが知っておきたい表現規制の裏側 ツイート 第23回・衆議院議員総選挙の投票日が、1週間後に迫ってきました。 どの政党に投票するか、もうお決めになりましたか? さて今回の記事は、まだ決めてない!とお悩みの漫画・アニメファンの方に向けた、 各主要政党の支持組織について纏めたものです。 これを読んでから投票先を決めても、遅くはないですよ。 なお、以下の解説はあくまで一般的な定義として挙げるもので、 同じ党内でもそれに当てはまらなかったりする事はもちろんあります。 それぞれの議員さんがどんな考えをお持ちなのかは、 個別の選挙用資料やオフィシャルサイトでご確認下さい。 では、どうぞ。 ――― なぜ漫画やアニメは、表現規制の槍玉に挙げられ、 理解に苦しむような根拠をもとに法制化が進んでいるのでしょうか。 実はこれ、漫画やアニメが

  • 漫画道場 : 【短評】『キミにともだちができるまで。』~欠落したロマン主義を拾い集める物語

    2013年01月29日13:00 カテゴリ作品短評・総評青年漫画 【短評】『キミにともだちができるまで。』~欠落したロマン主義を拾い集める物語 ツイート ↑非合理性と向き合ってみよう。 「Time is money(時は金なり)」という言葉があります 。 アメリカの伝説の偉人、ベンジャミン・フランクリンの言葉です。 この言葉、もともとは「Time is precious(時は大切)」が原形でした。 precious → money に言い換えたフランクリンは、 雷が電気である事をただ証明するだけではお金にならないと考え、 避雷針まで発明して財を築いちゃうほどの、アメリカ合理主義の象徴です。 お金と時間を無駄に使わないその合理精神、並大抵じゃありません。 ところが肝心のアメリカという国は、フランクリンの時代から200年、 雇用の合理化を図りすぎて経済が回らなくなり、 今度は雇用の回復に時間と

  • 漫画道場 : 【少女漫画論】(5) 少女漫画が漫画になる時

    2012年05月02日15:00 カテゴリ【少女漫画論】少女漫画 【少女漫画論】(5) 少女漫画漫画になる時 ツイート ↑主客一体となったナナと奈々。 1999年、少女漫画から"個人"へと脱却した矢沢あいは、  『りぼん』を卒業し、他誌へと活動の場を移した。 5月に『Paradise Kiss』を連載開始、10月に短編『NANA』を発表、 『NANA』は翌年2000年の5月に連載化し、大ヒットとなる。 『パラキス』と『NANA』が世に出たのと同じ99年、 官主導で進められてきたフェミニズム政策によって男女共同参画社会基法が成立し、2020年までに女性の人材を30%に引き上げる具体的な数値目標が立てられた。 もはや社会の中で女性がどう主体性を発揮するかより、社会の客体として女性をどう招き入れるかに主眼が置かれた、実体の無い政策に成り下がっていた。 これ以降、フェミニズムの定義が多様化して

    漫画道場 : 【少女漫画論】(5) 少女漫画が漫画になる時
  • 漫画道場 : 【少女漫画論】(4) 漫画家・矢沢あい

    2012年04月28日15:00 カテゴリ【少女漫画論】少女漫画 【少女漫画論】(4) 漫画家・矢沢あい ツイート ↑矢沢あいの転換点・『ご近所物語』の誌掲載順は後ろの方だった。 日教育協会の青少年行動調査によると、 少女漫画のメインターゲットだったティーン層の性経験率が、 1987年の調査からはっきりとした上昇傾向が見られる。 参照:青少年の性行動調査 第6回 フェミニズムは、こうした性行動への変化を齎した。啓蒙主義が旧来の価値観である宗教性を排除したように、美徳とされてきた道徳的な抑制まで後退してしまった事が、 男女の主客逆転のきっかけを作っていったのである。 恋愛の入門書として愛読されてきた少女漫画は、 90年代前半まで、まだ旧来の"女性らしさ"に縛られていた。ところが、少女漫画に出てくる「白馬の王子様」が、現実にはどこにも居ない事を、女性はとっくに気づいていたのだ。 87年、

  • 漫画道場 : 【作画論】(2) 実像のイメージ化

    2013年01月17日14:00 カテゴリ【作画論】概論 【作画論】(2) 実像のイメージ化 ツイート ↑「ドラえもんの絵」を分解してみよう。 【作画論】 (1) イメージの実像化 (2) 実像のイメージ化 前回、「絵」を上手く描く秘訣は、頭の中のイメージに置き換えずに 実像の見たままを写し取るように描く事にあると定義したが、 誰しもそれが出来るのであれば、誰もが天才漫画家になっているはずである。 人間の記憶は、実像そのものをインプット出来ない。 作画をする度に何かを参考にしながら描くという訳にもいかない。 上達には、鮮明なままのイメージをアウトプットする技能の習得が不可欠だ。 今回は、記憶の情報量を左右する"解釈項"を解説しながら、 記憶を「絵」に落とし込む具体的な方法を挙げてみよう。 ――― 情報(Information)とは、人間の脳の内部(in)に形成(form)される、 記憶の海

  • 漫画道場 : 【ネタ考察】もしも『バクマン。』の七峰透がデミングサイクルを導入したら

    2012年12月25日17:00 カテゴリネタ考察少年漫画 【ネタ考察】もしも『バクマン。』の七峰透がデミングサイクルを導入したら ツイート ↑悪の栄えた試しなし…なんてはずはない! アニメ『バクマン。』も、ついに七峰くんが登場しましたね。 さて道場主は、原作で七峰くんが例の50人合議制を初披露した時、 亜城木夢叶は七峰くんに必ず敗北すると思っていました。 このやり方が漫画業界に一石を投じる提案であったのに対し、 サイコー達2人が七峰くんに宣言した「PCPで叩き潰す」の根拠が、 「そんなやり方はプロとして許せない」からという、 極めて曖昧な個人的主観に基づくものであったからです。 キミタチ、面白さ至上主義じゃなかったんかい。 ところが結果は、七峰くんの自滅という形で作品打ち切りとなり、 投じられた石が何の波紋も起こさぬまま、このエピソードは終わりました。 すっごく煮え切らない思いをしました

  • 漫画道場 : 【雑記】漫画・アニメファンの知られざる表現規制

    2012年12月10日16:00 カテゴリ雑記 【雑記】漫画・アニメファンの知られざる表現規制 ツイート ↑海外ではアウトだった表現(ビキニ女戦士)の例。 12月16日に迫ってきた第46回・衆議院議員総選挙。 日中が選挙モードに入ってきた感じですね。 前回は、「漫画・アニメファンの為の分かりやすい公約要旨」と題し、 経済対策と社会保障を中心に各党の関連マニフェストを見ていきましたが、 「てゆか表現規制ってどうなってんの?」というお声を多く頂き、 表現の自由に対する関心の高さを伺う事が出来ました。 という事で今回は、漫画・アニメファンと規制問題について、 まじめに考えてみたいと思います。 ――― 結論から言いましょう…。 実は…諸々の規制化に関しては選挙の争点にならないんですよ。 なぜなら、社民党以外は公約にすらしていないからです! _人人人人人人人人人人人人人人_ >    な なんだっ

  • 漫画道場 : 【短評】『イーグル』~ケネス・ヤマオカに学ぶアメリカ大統領超人論

    2012年11月08日22:00 カテゴリ作品短評・総評青年漫画 【短評】『イーグル』~ケネス・ヤマオカに学ぶアメリカ大統領超人論 ツイート ↑アメリカ国章・ハクトウワシ。 引用:栃木県HP・国際交流員の「今週の言葉」より http://www.pref.tochigi.lg.jp/f04/life/kokusai/kouryuuin/1274953244848.html 今からちょうど4年前、ある漫画が話題になりました。 アメリカ大統領選の活動実態を描いた、かわぐちかいじ先生の『イーグル』です。 なぜこの作品が話題になったのかというと、4年前の選挙で、 史上初の黒人系大統領として当選したバラク・オバマ氏より先に、 有色人種の大統領の出現を予言していたとして、 Yahoo!ニュースなどメディアに取り上げられたのです。 実際に予言していたかどうかは別にして、かわぐち先生と言えば、 『沈黙の艦

  • 漫画道場 : 【短評】『20世紀少年』 ~オトナ帝国の逆襲との共通点と「ともだち」の真の目的

    2012年10月16日15:00 カテゴリ作品短評・総評青年漫画 【短評】『20世紀少年』 ~オトナ帝国の逆襲との共通点と「ともだち」の真の目的 ツイート ↑「未来」へと駆け昇るしんのすけ。 先日テレビ放送された『20世紀少年』についての考察です。 今作については、既に漫画論の上級編で取り上げていますが、 この時はシンボル哲学の教材として用いていたので、 作品の背景を「全て理解している」事を前提にした上での解説でした。 なので、今回は作品の背景について詳細に触れるのと同時に、 「ともだち」が目指した世界征服の目的に深く迫りたいと思います。 ――― まず明らかにしておきたいのは、原作・長崎尚志氏が1956年生まれ、 作者・浦沢直樹先生が1960年生まれで、共に学生闘争を経験していない、 「しらけ世代」と言われたポスト団塊の世代である事です。 主人公・遠藤ケンヂらも、1959年に生まれた世代と

  • 漫画道場 : 【ネタ考察】もしも乙女漫画の男子と萌え漫画の女子が付き合ったら

    2012年10月07日09:00 カテゴリネタ考察 【ネタ考察】もしも乙女漫画の男子と萌え漫画の女子が付き合ったら ツイート 「女尊男卑」が叫ばれるようになって久しい昨今。 主体性を持った女性が、世の男性を客体として見るようになり、 また男性の方も、以前と変わらず女性を客体として扱い続けている事で、 両者の間に埋められない主客認識の溝を生んでいます。 漫画のキャラクターも同様です。 乙女チックな漫画では、女性にとって都合の良い男性が、 「絶対に自分以外を好きにならない」という、ありえない現象がまかり通り、 逆に萌え漫画では、男性にとって都合の良い女性が、 「絶対に彼氏を作らない」という、これまたありえない現象が頻発。 恐るべきは、これらの需要が漫画・アニメ作品の大部分を占め、 社会問題として挙げられる性の不一致の側面を捉えている事ですね。 (詳しくは少女漫画論、及び萌え論をご参照下さい。)

  • 漫画道場 : 【短評】『銀の匙 Silver Spoon』~泣かない勇吾が見せる"生命"のテーマ

    2012年09月28日15:00 カテゴリ作品短評・総評少年漫画 【短評】『銀の匙 Silver Spoon』~泣かない勇吾が見せる"生命"のテーマ ツイート 今回は、『銀の匙 Silver Spoon』春の巻・夏の巻編の短評になります。 『銀の匙』は、道場主は連載開始からとても注目していて、 1巻の発売前から棚界の1軍枠を開けて待っていたほどです。 そしてその期待通り、巻行からたった2巻でマンガ大賞2012を受賞しました。 なぜこの作品が面白いと支持されるのか? 一般的に"生命"をテーマに扱う作品は、「感動」をウリにする場合が多く、 感情移入のポイントも決まっている、言わば紋切り型です。 そうでない場合でも、命を扱うというテーマがあまりに重たすぎる為に、 読んでてとても暗くなってしまう事がほとんどです。 ところが、『銀の匙』はそのどれにも当てはまりません。 "生命"という字に表すだけで

  • 漫画道場 : 【ネタ考察】もしもIQ80の引きこもりが夜神月の『DEATH NOTE』を拾ったら

    2012年09月19日16:00 カテゴリネタ考察少年漫画 【ネタ考察】もしもIQ80の引きこもりが夜神月の『DEATH NOTE』を拾ったら ツイート ↑第1部のあなたは輝いてました。 【その他のネタ考察】 もしも乙女漫画の男子と萌え漫画の女子が付き合ったら もしも『バクマン。』の七峰透がデミングサイクルを導入したら さて、今日からからネタ考察をスタートします。 第1回は『DEATH NOTE』。もはや上の画像だけでネタだと分かりますね。 今回の考察の目的は、夜神月の敗因を明らかにし、対処策を打ち出す事です。 なぜ頭の回転の早かった月が、いとも簡単に他人に出し抜かれたのか? そこには月自身も気付いていない、大きな落とし穴がありました。 ――― まず、夜神月が敗北に至るまでの行動を振り返ってみましょう。 Lに勝利した月は、2代目Lに成りすましてそのまま警察に居座り、 その裏でキラとしてノー

  • 漫画道場 : 【クールジャパン論】(4) 古田織部の生き様を見よ

    2012年08月22日15:00 カテゴリ【クールジャパン論】青年漫画 【クールジャパン論】(4) 古田織部の生き様を見よ ツイート ↑見よ、このドヤ顔! 日のコンテンツ産業が、今後どうあるべきか。 漫画やアニメ、ゲームといったサブカルチャーに対する議論も、 現在では政府の主導によってなされているが、 はたして、官民一体となった対策の立案には至っていない。 そうしたギャップが生まれる要因がどこにあるのか、 『へうげもの』の古田織部正重然と時の権力者との交わりから、 詳細に見ていきたいと思う。 ――― 日が歩んできた文化史を紐解けば、いつの時代も「もの」を通じて、 歴史やそこに関わった人物のひととなりを見る事が出来る。 茶人・神谷宗湛は『宗湛日記』にて、慶長4年(1599年)2月28日、 古田織部の茶会で初披露された織部黒の沓型茶碗を、 「ウス茶ノ時ハ、セト茶碗ヒツミ候也、ヘウケモノ也」

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