都心回帰で子どもが増加している大阪市の中心部で5年後には、8割の小学校で教室が不足することがわかりました。 大阪市中央区の「中央小学校」。学校の統合やマンションの乱立などで児童の数が増え、現在は向かいの公園を校庭として利用しています。大阪市ではいま、校庭や教室不足が深刻な問題となっています。 市によりますと、5年後の児童数は北区の扇町小学校で今年度の倍となる824人に。中央区の中央小学校では872から1255人、西区の堀江小学校では今年度の1013人から大幅に増えて1640人となるなど、3つの区では8割の小学校で教室が不足することがわかりました。 大阪市では校舎を高層化して受け入れ児童を増やす案や、民間ビルを借りる案などを検討していて、今年度中に対策をまとめる方針です。 最近の関西ニュース ・幼稚園で放火?2週間前にも。園児ら避難 ・郵便局員200通を自宅や空き家に隠す ・キャバク