『すずめの戸締まり』の“まるで時刻表”な上映回数に賛否。大作の優遇は「仕方がない」ことなのか 新海誠監督最新作 『すずめの戸締まり』の「まるで時刻表」な上映回数の多さが批判の対象になりました。でも、実は「妥当」と言えるものだったかも……? 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』などの例を鑑みて、分析してみます。※画像出典:(c)2022『すずめの戸締まり』製作委員会 /プレスリリース 『すずめの戸締まり』が公開から3日間で約133万人動員&18億8400万円を突破する、新海誠監督史上最高のロケットスタートを記録しました。作品評価もおおむね高く、年末年始に向けさらなるヒットも期待できるでしょう。 戸締まりではなく“締め出し”? 「上映回数の多さ」に苦言も集まる 反面、『すずめの戸締まり』は「公開初週の上映回数」が批判の対象にもなりました。例えば、TOHOシネマズ 新宿での公開初日の上映回数は33回