■軍役応募で戸籍を贈呈、北京市の“ローマ帝国的”新政策■ 2年間の軍役を務めた大学生には北京市戸籍をプレゼント。2013年6月17日、北京市政府が新政策を発表した。新京報が伝えた。 中国の首都・北京には全国各地から若人が集まってくるが、出稼ぎ農民は言うに及ばず、大学卒業生にとっても北京市戸籍を取得するのは至難の業。北京市のお役所や大企業など“戸籍取得枠”を持っている政府機関か企業に就職することが基本的な要件となる。北京市の大学に進学し、卒業後ずっと北京市で働いているのに、戸籍は故郷のまま、という例も少なくない。 北京市の大学に進学したはいいけれど、いい企業に就職して北京市の戸籍を取れるだろうか……。と不安がる大学生に目を付けたのが市政府。大学卒業後、北京市から軍役に応募し2年間勤め上げたあかつきには北京市戸籍がプレゼントされることになる。退役後、北京市の政府機関か企業に勤めることが条件とな
(2013年6月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 時として小さな偶然の一致が、新たな地政図を思い出させる有益な知らせをもたらすことがある。先日これが起きた。中国の習近平国家主席がバラク・オバマ米大統領と会談するために訪米すると同時に、中国政府が欧州連合(EU)を痛烈に批判した時のことだ。欧州にとっては、明らかに不安になる経験だった。 米中首脳がパームスプリングスのサニーランド別荘で太陽の光を浴びて散歩しながら、習氏が新しいタイプの「大国」関係と呼ぶものを打ち出した時、人民日報は、欧州に対する中国政府のかなり冷淡な見方を強調した手厳しい社説を掲載した。 今なお世界唯一の超大国である米国の指導者に対して習氏が示した用心深い敬意は、大西洋の反対側に位置する米国の同盟国に送られたメッセージからははっきりと欠如していた。 「衰退しゆく大陸は身の程を知れ」 欧州と中国の摩擦のきっかけは、中国の
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