英国およびイタリアとの共同で開発される航空自衛隊の次期戦闘機について、開発の枠組みづくりが進んでいる。しかし、いつまでにどう実現されていくのか、まだ見通しができているとはいいがたい状況である。 英国およびイタリアとの共同で開発される航空自衛隊の次期戦闘機について、開発の枠組みづくりが進んでいる。 開発を実施する民間企業の側では、 ・三菱重工業 ・英BAEシステムズ ・伊レオナルド が、機体の設計開発および生産を進める共同事業体(JV)を設立する方向で調整が進んでいる。 これに対して、開発の管理・監督を行う各国の政府側も、合同の調整機関を新設する方針を固めた。早ければ年内の関連条約署名を目指す。 発注側と受注側の主体をそれぞれ一元化することは、プロジェクトをスムーズに運営するうえで重要な条件である。この体制が整う2024年以降、本プロジェクトが本格的に始動することになるが、開発の全容にはいま
![日英伊「次期戦闘機F-X」 共同開発に立ちはだかる“爆弾倉”技術という難題 | Merkmal(メルクマール)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a1cb5826ab43f569c4b6dcdc094b0631138185b7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmerkmal-biz.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2F230710_fx_01.jpg)