「一目均衡表」は、日本発のテクニカル分析手法として知られており、相場のバランスを視覚的に捉えることが出来るとされています。時間的な概念に注目し、非常に難解な理論で作られた指標です。ここでは、難しい理論は置いておいて、注目すべきポイントだけを押さえておきましょう! 「一目均衡表」には「転換線」、「基準線」、「先行スパン1」、「先行スパン2」、「遅行スパン(遅行線)」の5つの線と、「雲」と呼ばれる帯があります。この中で、注目すべきは、「転換線」、「基準線」そして「雲」の3つです。この3つから以下の売買サインが見えてきます。 1つ目のサインは、雲とローソク足の位置関係から見えてきます。 見方はとても簡単!ローソク足が「雲」より上部にあれば上昇トレンド、下部にあれば下落トレンドである言われています。そして、ローソク足が「雲」に突入した場合はトレンド転換ポイントの目安。ローソク足が雲を下から上に突破