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ブックマーク / mycinemakan.fc2web.com (1)

  • ベスト・オブ・犯罪映画

    ミステリーやアクション映画とは区別して、ちょっと危ない犯罪を扱った作品群から選んでみようと思う。 このジャンルの映画にはキラリと光る良質の作品が多く、映画通に好まれるものが少なくない。 まず、大島渚監督の「白昼の通り魔」がある。 佐藤慶が頭を丸坊主に刈って、異様な風体の婦女暴行犯を演じて迫力がある。 映画におけるキャスティングの重要性はシナリオの優劣に次いで作品の出来を左右する大きな要素になっている。ましてや犯罪者のように心に暗闇を抱え持つ人物を演じる場合、その重要性はさらに大きなものになってくる。存在感のある俳優によって演じられることでリアリティーある人物の造型ができあがり、それによって映画全体のリアリティーが深められる。 この「白昼の通り魔」における佐藤慶はまさにそうした存在感のある俳優であり、彼のキャスティングによってこの映画の出来がある程度決定したといっていいだろう。 大島渚が彼の

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