Oracle Database 10gから搭載されている自動ストレージ管理機能「Oracle Automatic Storage Management(ASM)」は、Oracle Databaseの目玉機能の1つだ。ストレージ機器の機能に依存せず、高信頼/高可用なシステムを実現できるとあって、すでに世界中で幅広く利用されており、Oracle Real Application Cluster(RAC)環境での利用率は約6割に、Oracle Database 11gでの利用率は約9割に達する。また近年では、Oracle Exadataを支える技術基盤として多くの企業で利用されている。今回は、Oracle Database/Exadataのユーザーだけでなく、これらの導入を検討中の方にもぜひ知っておいていただきたいOracle ASMの動作の仕組みを、日本オラクルの堅田康祐氏(テクノロジー製品事