ブックマーク / anond.hatelabo.jp (2)

  • 「キン肉マン」ウォーズマンに寄せて

    息も絶え絶えにリングの上に転がりながら、ウォーズマンはロビンマスクにこう尋ねた。 「だれかオレの顔を見て笑ってやしないか?」 ロビンマスクは彼を見つめ、力強く声をかける。 「だれも笑ってやしないよ」 心から安堵すると同時にウォーズマンの全身から力が抜けていく。 それを抱きとめながらロビンマスクは涙をこぼす。 こんな感動的な場面から始めたい。 これは漫画「キン肉マン」に登場する一人の超人、ウォーズマンについての一つの考察である。 ウォーズマンはロビンマスクの弟子として、漫画「キン肉マン」の第8巻、 『第二十一回超人オリンピック編』から登場する超人だ。 人間とロボットの間に生まれ、そのどちらにも属さない「ロボ超人」である彼は登場時、 その残酷さによって読者に強烈なインパクトを与える。 針状の爪を発射する武器、ベアークローを使って対戦相手を惨殺、 練習のためにグラウンドを走る死刑囚149人のうち

    「キン肉マン」ウォーズマンに寄せて
  • 噛ませ犬キャラたちの個人的ベストバウト

    噛ませ犬キャラたちがいとおしい。 バトルの最後でいいところを持っていく、フィニッシュを決める、そんなキャラたちも大変魅力的でカッコいいとは思うのですが、それを上回って私の心を強く惹き付けるのは、下手したらバトルの途中で脱落していく噛ませ犬キャラたちです。 とは言え、ただ弱いだけじゃ噛ませ犬にもならない。噛ませ犬になるためには、そこそこの実力を兼ね備えている必要があるのです。 それなりに強くて、かつぶっ飛んだ強さでもない。その中途半端さが魅力的なバトルシーンを作るのでは?と言うのは私の持論です。 とにかく、噛ませ犬キャラたちのバトルは魅力的なんだ!! そんな衝動が沸き上がり、文に認めたくなったので筆(キーボード)を取った次第です。お暇な方はお付き合いいただければ幸いです。 あと、私が勝手に噛ませ犬認定したキャラたちが数名出てきますが、異論はもちろん認めます。あくまで私個人の意見ですので、異論

    噛ませ犬キャラたちの個人的ベストバウト
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