ダイエットの効果を高めるためには、エネルギーの摂取量がエネルギーの消費量を下回る「マイナスのエネルギーバランス」を達成することが前提になります。 近年では、食事の栄養組成がエネルギーバランスに影響を与えることが示唆されており、炭水化物や脂質でもエネルギー摂取量を減らし、エネルギー消費量を増やす食品を摂取することがダイエット効果を高めることに寄与するとされています(Roberts S, 2015)。 『ダイエットするなら「太る炭水化物」と「やせる炭水化物」を見極めよう!』 『ダイエットするなら「健康に良い、やせる脂質」を食べよう!』 そして現代の栄養学では、ダイエットの効果を高めるもうひとつの栄養素が注目されています。 それが「タンパク質」です。 タンパク質には満腹感を高めて食欲を減らす作用があり、これがエネルギー摂取量を減らす手助けをしてくれます。 『ダイエットで食欲を抑えたいならタンパク