8月末に放送される24時間テレビに目と耳と足が不自由な障害黒人女性(28)が出演することが29日、明らかになった。この女性は障害に加え、東日本大震災の被災者でもあったことから、番組関係者の間で「ヘレン・ケラーを超える逸材。視聴率30%は手堅い」と歓迎の声が聞こえる一方、次第にエスカレートする「障害比べ」に眉をひそめる視聴者も増えそうだ。 番組の制作に参加する複数の関係者の証言から明らかになった。宮城県に住むこの女性は1983年、日本国籍を持つ黒人夫婦の間に誕生。生まれつき目と耳と足が不自由だった。地元の養護学校に通ったあと、現在は県内のスーパーマーケットに就職。今年3月、勤務中に被災し、現在は仮設住宅で両親と暮らしている。 女性の存在を知った番組スタッフは早速女性へのアプローチを開始。「何としても昨年の視聴率と募金額を上回りたい」と、女性の都合もかえりみず必死の説得を続けた結果、無理や