来年春の入学を控えた新小学生向けのランドセル商戦が本格化していますが、これまでより価格の高い商品の投入が相次ぐなど、景気の回復傾向を背景に、ことしは高級志向が強まりそうです。 ランドセルの商戦は、夏休みに帰省した孫に祖父母がプレゼントするといったケースが多いことから、お盆を迎えるこの時期に本格化しています。 こうしたなかで、家具や日用品を扱う「ニトリ」は、大手繊維メーカーと共同開発したという軽くて丈夫な新素材を採用した商品を投入していますが、最も高額なものは去年より1万円高いおよそ4万円となっています。 また、大手スーパーの「イトーヨーカ堂」は、価格帯の中心を去年より1万円引き上げ、5万円前後に設定したということです。 さらに、表面に銀ぱくを施した7万円を超える商品も販売するなど、景気の回復傾向を背景に、より高級志向が強まった商戦となりそうです。 孫と売り場を訪れた女性は「入学まで半年もあ