どこかにちょろっと寄って夕食を済ませてしまおうと考えていながら、単行本を読み更けているうちに最寄り駅まで帰ってきてしまった。 そこで思案して思いついたのが、環七沿いの路上に店へと導く小さな看板を出している「一福」。 幾度となく店の前を通っていながら、半地下の店のカウンターに並ぶ丸いスツールに客の姿もなく、遠目からでも窺わせる店内の油のベタツキに敬遠していたのです。 意を決して(?)、階段を降りてみると、やはり先客はなし。 「い、いいです?」。 もう営業時間が終わっているのかも、という心配が脳裏を掠める。 「あ、いらっしゃい」。 アジアの人が話す日本語のイントネーションだ。 カウンターの手前側に座り、キリンラガー中瓶に「鮮肉鍋貼」「台湾炒麺」「担仔麺」をお願いしました。 「鮮肉鍋貼」とは、焼きギョーザのこと。ほうほう、餡がしっかり詰まっていてジューシーで、意外に旨いんでないの。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く