2014年7月20日、東北大学川内北キャンパス講義棟(仙台市青葉区)をメーン会場にイベント『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』が開かれた。コンセプトは“子どもから大人まで科学の「プロセス」を五感で体験できる日”。メーカー、大学の研究室から、中学校や高校の物理部まで、延べ144団体が講座プログラムや体験ブースを出展。家族連れなど約7400人が参加する盛況ぶりだった。 【諦めない性格】 主催のNPO法人natural science(同)理事の大草芳江はこの様子を感慨深く見つめていた。07年に第1回を開催した時は出展団体数は1、来場者数は40人だった。続けていくうちに大きな波になった。大草は「思っていたより時間がかかった」と笑う。くじけそうになったことはないか、と問うと「私、諦めない性格なんです」。こともなげに微笑んだ。 大草の活動は約10年前に始まる。東北大学大学院生命科学研究科在籍中の0

